- 前回→【250】
- 最初→【1】
- ウイニングポスト8の記事一覧
2039年12月1週から2040年1月1週の出来事
12月2週、有馬記念の投票結果が出た。
ヴァンティアンが1位。
→もちろん出走。
ラッキーカラーは10位。
→香港スプリントがあるので回避。
ヴァンティアンは無事登録できた。
12月2週、ラッキーカラーの8戦目。海外G1。
シャティン競馬場、香港スプリント、芝1200m。
→ヨーロッパや日本の一線級の競走馬が多く出走するスプリントレース。
ラッキーカラーは4番人気。
→まだ実績はG1、1勝のみ。
→ここで勝って世界にアピールする。
レーティングはダントツのビリ。
パドックでの雰囲気は良い感じ。
ラッキーカラー好スタート!
ラッキーカラーが先頭に立った。
あっという間に3コーナー。
先頭で4コーナーへ。
ラッキーカラー良い手応え!
最終コーナーをカーブして最後の直線へ!
残り400m! ラッキーカラー先頭!
まだ持ったまま!
残り200m! まだ仕掛けない!
残り150m! ここで仕掛けた!
後続をぐんぐん突き放す!
ラッキーカラー圧勝!
世界に衝撃のデビュー!
ラッキーカラーは5馬身差をつけて1着!
→祖父のロードカナロアと同じ着差!
これからが楽しみですね。
ラッキーカラーは故障にも強いみたい。
→足りないのは瞬発力だけかも。
12月3週、ラッキーカラーが帰国した。
お疲れ様!
12月3週、ラッキーカラーに特性「スタート」が付いた。
先行脚質なのでこれは大きいね。
12月3週、ソレイユの13戦目。G3。
中京競馬場、愛知杯、芝2000m。
→牝馬限定重賞。
ソレイユは9番人気。
→最内枠はありがたい。
→牝馬だけなら頑張れそう。
予想紙では期待薄の評価。
まずまずのスタート。
好位につけた。
1頭が大逃げで1コーナーへ。
ソレイユは6番手あたり。
そのまま2コーナー。
向こう正面。先頭とは大きく離れて6番手。
1000mを通過。ペースはややハイペース。
3コーナー。3頭が大きくリード。
4コーナー! 後続はまだこない!
後続が見えた!
最後の直線!
ソレイユは真ん中から伸びてくる!
残り100m! いけー!
ソレイユー!
くー!
ソレイユは3着だった。
→惜しかったね。
チャンスを待とう。
12月4週、ヴァンティアンのラストラン。G1。
中山競馬場、有馬記念、芝2500m。
→中央競馬の1年を締めくくるレース。
ヴァンティアンは1番人気。
→1枠1番。先行して勝つ。
→雪も大丈夫なはず。
予想紙では余裕という評価。
→キングジョージ、凱旋門賞、BCターフを勝ってるから当然だよね。
寒そうだ。でも王者の雰囲気が出てる。
最後に最高の走りを! ヴァンティアン!
有馬記念のレコードは祖母のハイプリーステス。
ヴァンティアン、まずまずのスタート。
追って追って前へ。
先頭に立った。
そのままコーナーへ。
先頭で4コーナーを周る。
最初のホームストレッチ。
正面スタンド前を通過。ヴァンティアンが先頭。
そのまま1コーナー。
2コーナー。
向こう正面。外から競りかけてくるが譲らない。
3コーナーへ。
3コーナー。ヴァンティアン、抜群の手応え。
4コーナー! ヴァンティアン先頭!
最終コーナーを周って最後の直線に入る!
ヴァンティアン先頭だ!
後続も迫ってくる!
ヴァンティアン振り切った!
ぐんぐん後続に差をつける!
抜けたー!
ヴァンティアン独走だー!
ヴァンティアン完勝!
圧倒的な強さ!
これが世界最強馬、ヴァンティアン!
ヴァンティアンは7馬身差をつけて1着!
→やっぱり最強だね!
→お疲れ様!
年末のイベントを見た。
ヴァンティアンが大きく載ってる。
G1戦線はヴァンティアンが国内でも2勝。
最優秀3歳牡馬にラッキーカラー、
4歳以上牡馬にヴァンティアン、
短距離馬にもラッキーカラー、
リーディングサイアーにはレディステディゴーが選ばれた。
→みんな凄い。
年度代表馬はもちろんヴァンティアン!
→300票中282票を集めた。
アメリカの最優秀芝馬にヴァンティアンが選ばれた。
→国外で表彰されるのはゆっきー牧場初!
欧州の最優秀4歳以上馬にもヴァンティアン!
そして欧州の年度代表馬にもヴァンティアン!
→世界最強を証明したね。
ヴァンティアンを引退させた。
まだやれそうだけどね。
ヴァンティアン。
→父ロシアンルーレット、母エンプレス。
→18戦13勝。うちG1を10勝。
→総賞金は21億5225万円。
主な勝ち鞍は凱旋門賞、KGⅥ&QES、BCターフ、JC、天皇賞(秋)、皐月賞、安田記念、有馬記念、香港ヴァーズ、ドバイSC。
→ダービーを勝てなかったのがちょっと悔しいね。
→4着以下が一回もないのは素晴らしすぎる。
能力も完璧。特性も完璧。気性はご愛嬌。
引退後はもちろん種牡馬。
→成功しないわけがないでしょう。
ヴァンティアンが殿堂入りした。
称号は「近代スピード競馬の申し子」。
気性以外は完璧だったからね。
ゆっきー牧場の最高傑作。
繁殖牝馬のラッキーアースが引退した。
ラッキーワンダー、ユッキマキバオー、ラッキーワールドの妹。
主な産駒はレディステディゴー、ワールドピース、ハヤトノカゼ。
→産駒がG1を22勝もする名牝だった。
→特にオルフェーヴル、キズナとの相性が良かったね。
自身の主な勝ち鞍はチューリップ賞だけだったのが不思議。
→お疲れ様!
ハジメノユウキ系が特性「ダート」を獲得した。
ハジメノユウキ系はダートで頑張ってるみたい。
ヴァンティアンにシンジケートのオファーが来た。
こんな凄い子をほっとくわけがないよね。
リーディングサイアー間違いなし!
1月1週、放牧中のラッキーカラー。
ノーザンダンサーの血の一滴は
1カラットのダイヤモンドより価値があるという。
それはノーザンダンサーなくして今の競馬は考えられないからだ。
だがそのノーザンダンサーの血も
そこまで受け継いできた馬なしでは流れることはなかったはずだ。
過去の何千何万もの馬たちの血と汗なくして今日の名血は有り得ない。
そしてそんな名血を超えんとする馬たちが、
明日の名血をまたつくる。
漫画「みどりのマキバオー」より