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1997年9月1週から1998年1月1週の出来事
1997年9月4週 サナキャットの5戦目
3歳上500万下、中山ダート1800m。
サナキャットは2番人気に推された。
喉鳴りさえ影響しなければいけそうな感じ。
予想紙では互角という評価。
喉鳴りが出ませんように！
まずまずのスタート。
作戦通り前へ。
1コーナー。
サナキャットが先頭で向こう正面に入った。
そのまま3コーナー。馬群はかなり縦長の展開。
3、4コーナーの中間点で徐々に後続も差を詰めてくる。
4コーナー！ まだサナキャットが単騎の先頭！
最後の直線へ！
いっけえええええ！
残り200m！ アグネスブロッサムが並びかけてくる！
あっという間にかわしていった！
残り100m！ サナキャットは後退！
あぁー。
サナキャットは6着だった。
粘れないねぇ。
9月4週 サナホークの11戦目
オールカマー（G2）、中山芝2200m。
サナホークは8番人気。
海外遠征に向けて武豊騎手に乗ってもらおうと思ったけど手配できなかった。
田村騎手は追い込みよりも先行差しが得意なので作戦は差しでいこう。
予想紙では分悪いという評価。
中距離では厳しいかな。
アブクマポーロとタイキブリザードが推されている模様。
休み明けでたぶん距離も短いと思うけどそれなりの結果は期待したいね。
なんとサナホークが抜群のスタート！
行き脚も良く前に行った。
なんとサナホークが2番手。
1コーナーへ。
2コーナーでは4番手まで下げた。
1000mを通過して少々スロー。サナホークは良い位置をキープ。
4番手のまま3コーナーへ。
良い手応えで4コーナーを周る！
最後の直線へ！
いっけええええ！
残り200m！ 良い脚だ！
こいいいいいい！
あああぁぁぁ！
ぐはー。
勝ったのはダンスパートナー！
サナホークは11着だった。
中距離だとちょっと厳しいかもね。
好スタートも裏目に出たかもしれない。
10月1週 サナキャットの様子を確認
次走は初めて芝を試してみる。
10月1週 サナホークの様子を確認
次走は予定通りメルボルンC。
鞍上は父のスダホークと縁のある田原騎手にお願いすることにした。
10月5週 サナザーラが入厩
この仔は喉鳴りもなく健康に競走生活を送れますように。
デビュー戦は中京のダート1800m戦。
長いところだけ使っていきたいね。
10月5週 サナホークがメルボルンに向けて出国
初めての海外遠征。
結果を残せますように。
10月5週 真田牧場の収支を確認
なんとサナホークの輸送に1000万円もかかってしまった模様。
入着しないと大損になってしまうね…。
11月1週 サナホークの12戦目
メルボルンC（G1）、フレミントン芝3200m。
サナホークは16頭中の16番人気だった。
枠も大外で色々厳しそう。
斤量50kgを活かしたいね。
レーティング的には負けてないのでチャンスはあるはず。
海外でも落ち着いた雰囲気なので期待しよう。
まずまずのスタートを切った。
作戦通り下げる。
最後方で正面スタンド前を通過。
1コーナーに入る。
向こう正面。サナホークは後方。
後方2番手で3コーナーへ。
3、4コーナーの中間点。徐々に位置を上げていく。
4コーナーで良い位置に取り付いた！
最後の直線に入る！
サナホークは5番手！
いっけええええええ！
急加速についていけない！
残り200m！ サナホークもじわじわ伸びてきた！
こいいいいいい！
残り100m！ いけいけいけー！
くー！
勝ったのはオーシャンハウス！
サナホークはなんとか掲示板の5着だった。
賞金が貰えたので十分だね。
海外はやっぱり壁が高い。
11月2週 サナキャットが土湯温泉特別を除外された
初めて芝を試そうと思ってたのに残念。
これも運命だと思うのでサナキャットは引退させることにした。
喉鳴りだし、1勝してくれただけでも十分だよね。
11月2週 サナホークが帰国
お疲れ様でした。
次走は予定通りステイヤーズSへ。
連覇を狙おう。
11月4週 真田牧場の収支を確認
メルボルンCの賞金は2640万円だった。
往復の輸送に2000万円かかったのでちょっと割に合わない感じになってしまったかな。
12月1週 サナホークの13戦目
ステイヤーズS（G2）、中山芝3600m。
サナホークは1番人気に推された。
昨年より斤量3kg増になったけどサナホークなら大丈夫だと思う。
連覇に期待。
予想紙では中心という評価。
ライバルはゴーイングスズカ。
海外帰りだけどもうひと踏ん張りして欲しいね。
まずまずのスタート。
いつも通り後方につけた。
1コーナー。サナホークは後方3番手。
そのまま向こう正面。
3コーナー。
4コーナーを周って2周目のホームストレッチへ。
サナホークは中団まで上がってきた。
1コーナーに入る。
向こう正面。サナホークは中団やや後ろ。
各馬が動く中で最後方まで下がって3コーナー！
3、4コーナーの中間点で大外から動いた！
あっという間に先団に取り付いて4コーナー！
大外を通って最後の直線へ！
いっけえええええ！
残り200m！ サナホークが伸びる！
サナホークが先頭に出た！
残り100m！ 後続をぐんぐん突き放す！
ぶっちぎりー！
独走で連覇達成ー！
昨年の記録を1秒上回るレコード！
2着に7馬身差をつけてサナホークが1着！
いやぁ強いね！
田原さん、ありがとうございました！
結城さんにも喜んでもらえた。
12月2週 有馬記念の投票結果が出た
1位はマーベラスサンデー。
今年の宝塚記念を勝利。秋天とジャパンCも善戦した模様。
2位はマヤノトップガン。
春天後に屈腱炎を発症。現在は放牧中。
3位はジェニュイン。
中距離路線に戻って金鯱賞を勝利。
サナホークも20位に入った。
有馬記念にも出れそうだったけど疲労を考えて回避。
12月2週 サナホークの様子を確認
ステイヤーズS連覇を達成。これで重賞は3勝目。
特性に「超長距離」が付いた。
もうステイヤーズSでは負ける気がしないね。
次走はダイヤモンドS。
来春は今年と同じローテで行こう。
今年もお疲れ様でした。
12月4週 真田牧場の収支を確認
ステイヤーズSでまた5000万円近く稼いでくれた。
再来年の2月まではとりあえず運営できそうな感じ。
12月4週 コースポの年末特別号を見た
有馬記念は牝馬のエアグルーヴが勝利。
リーディングサイアーは今年もサンデーサイレンスだった。
12月4週 表彰式を見た
今年のG1レースではエアグルーヴが牝馬ながら秋天と有馬記念を勝つ活躍を見せた。
そのエアグルーヴの主戦の武豊騎手が騎手大賞を受賞。
調教師部門では最多勝利と最多賞金を松山調教師、最高勝率を坂口調教師が受賞した。
馬主生産者部門は社台さん。
部門別表彰では4歳以上牝馬にエアグルーヴ。
3歳牡馬は2冠馬のサニーブライアンだった。
年度代表馬はエアグルーヴ。
12月4週 ヌレイエフが新たな系統として認められた
パワーが目立つね。
12月4週 サナキャットを引退させた
これからだけど喉鳴りもあるし、繁殖で頑張ってもらう。
サナキャット
父ロッキータイガー、母サナマイア。
5戦1勝。総賞金は865万円。
主な勝ち鞍は3歳未勝利。
1勝してくれただけでも十分。
＜競走成績＞
3歳 1.2 中山 3歳新馬 ダ1800…2着
〃 2.4 東京 3歳未勝利 ダ1400…3着
〃 5.2 東京 3歳未勝利 ダ1600…1着
〃 6.3 東京 3歳上500万下 5下 ダ1600…6着
〃 9.4 中山 3歳上500万下 5下 ダ1800…6着
勝負根性と賢さがSだったから本当にもったいなかったね。
引退後は繁殖。
良い仔を産んでくれますように。
12月4週 ノーザンテーストやリアルシャダイが種牡馬を引退
そういえば大種牡馬ノーザンテーストには1回もお世話にならなかったなぁ。
12月4週 マヤノトップガンやサニーブライアンが種牡馬入り
マヤノトップガンは1200万円という高額での種牡馬入りになった。
距離適性も長いし、スタミナ因子を持っているのでお世話になりたいね。
1998年1月1週 繁殖牝馬の様子を確認
サナマイアの評価額がさらに上がって2000万円になった。
サナホークのおかげだね。
サナキャットの能力はかなり高めだった模様。
本当に喉鳴りさえなければなぁ。
現在の所有馬
サナホーク
＜競走成績＞
3歳 3.4 阪神 3歳新馬 ダ1800…1着
〃 4.2 中山 デイジー賞 5下 芝1800…1着
〃 4.4 東京 フローラS G2 芝2000…6着
〃 8.1 札幌 阿寒湖特別 10下 芝2600…2着
〃 9.2 中山 紫苑S G3 芝2000…2着
〃 10.3 京都 秋華賞 G1 芝2000…4着
〃 12.1 中山 ステイヤーズS G2 芝3600…1着
4歳 2.4 東京 ダイヤモンドS G3 芝3400…1着
〃 3.4 阪神 阪神大賞典 G2 芝3000…4着
〃 5.1 京都 天皇賞（春） G1 芝3200…3着
〃 9.4 中山 オールカマー G2 芝2200…11着
〃 11.1 豪州 メルボルンC G1 芝3200…5着
〃 12.1 中山 ステイヤーズS G2 芝3600…1着
次走はダイヤモンドS。
連覇を狙おう。
サナザーラ
1月4週の中京ダート1800m戦でデビュー予定。
