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1982年10月1週から1983年1月1週の出来事
10月1週、繁殖牝馬セールに参加した。
上場されている275頭の中から父パーソロンのハーバーソロンに目をつけた。
父のパーソロンはメジロマックイーンまで続くメジロアサマやシンボリルドルフなどを輩出した名種牡馬。
母父はヒンドスタン。7度のリーディングサイアーに輝くなどの活躍をした。
5冠馬シンザンの父でもある。
父、母父とも系統が確立しているのが良い感じ。
これまでに8頭を産んでいるが目立った活躍馬は出ていない。
3000万円で落札することができた。
2頭目にプリンスリーギフト産駒のペトレアに目を付けた。
父のプリンスリーギフトはテスコボーイやファバージ、バーバーなどを輩出し、これらが種牡馬として大活躍した。
母の父はデュブールサン。テディ系の種牡馬で1950年、1951年に凱旋門賞を連覇したタンティエーム等を輩出した。
スピードの因子が目立つので活躍馬を出しやすそう。
これまでに7頭を産んでおり、父タイテエムのメイショウキングがきさらぎ賞を勝っている。
2500万円で落札できた。
3頭目はテスコボーイ産駒のオヤマテスコ。
父がテスコボーイなのはリオンと同じ。
母の父はトサミドリ。皐月賞と菊花賞の2冠を制した。
種牡馬としても2011年まで国産種牡馬による中央競馬最多勝利記録を保持。
スピードとスタミナを兼ね備えた好配合に見える。
オヤマテスコ自身は福永洋一騎手を鞍上に桜花賞を制した。
産駒は3頭。まだデビューしている馬はいない模様。
桜花賞馬だけあって2億5000万円で落札できた。
4頭目はエタン産駒のサンスーシー。
父のエタンは子のシャーペンアップを通してエタン系を築いた。
母の父にはロイヤルチャージャー系のプライドオブキルデア。
スピードの因子が目立つ。
産駒はまだデビュー前。
1500万円で落札できた。
これで繁殖牝馬は5頭になった。
オヤマテスコはさすがの能力。
さらにスピードを追求したい感じ。
ハーバーソロンは勝負根性に秀でた種牡馬を付けたいかな。
ペトレアは瞬発力タイプを付けたい。
サンスーシーはパワーのある種牡馬が合いそう。
10月2週、アオゾラの3戦目。
京都競馬場、2歳未勝利、ダート1800m。
アオゾラは的場騎手に乗り替わった。
人気は3番人気でまぁまぁ期待できそう。
適性のあるダートでサクッと勝ちたい。
予想紙では単穴という評価。調教が良くないかな。
まずまずのスタート。
作戦通り前に行く。
1コーナー。アオゾラは外、3番手くらい。
2コーナー。
向こう正面。前の2頭とは離れた3番手を追走。
差を詰めて3コーナーへ。
3コーナー。1頭かわして2番手に上がった。
3、4コーナーの中間点! 先頭に並ぶ!
アオゾラが先頭で4コーナー!
最後の直線!
アオゾラが2馬身くらいリード!
残り200m! いけええええええ!
ふんばれー!
残り100m! ふんばれ! ふんばれ!
ぬー!
残った!?
勝ってる!
アオゾラがクビ差凌いで1着!
アオゾラも初勝利!
的場さんさすがです!
アオゾラの主戦は的場騎手にお願いすることにした。
アオゾラが良くなってくるのは3歳の夏以降らしい。
10月3週、アオゾラの様子を確認した。
成長型は遅めと判明。2歳で勝ち上がれて良かった。
次走は2ヶ月後の中山の1800m戦を試してみる。
大原牧場2頭目の勝ち馬アオゾラ。
11月1週、角馬場の工事が終了した。
これで柔軟性も伸ばせる。
次は逍遥馬堂を拡張。
2月1週に完了予定。
12月1週、リオンの8戦目。
阪神競馬場、3歳上500万下、芝1800m。
リオンは昇級初戦でも2番人気。
鞍上は福島騎手に乗り替わった。
予想紙では上位という評価。連勝も期待できそう。
まずまずのスタート。
リオンは中団の外。
馬群が徐々に縦に長くなっていく。
リオンは中団をキープして3コーナーへ。
3コーナー。
コーナーの中間点を通過。ここまでは平均ペース。
4コーナー! 馬群はかなり縦に長い形!
後方勢には厳しいか!
最後の直線!
先頭は内のエリモアーク!
残り200m! リオンも伸びてきた!
エリモアーク先頭! リオンは外から!
残り100m! とどけええええ!
くー!
勝ったのは最内から伸びたトウショウブレイブ!
リオンは3着だった。
昇級初戦でこの結果はまずまずかな。
もっと上も目指せそう。
12月2週、リオンの次走を決めた。
次走は次の阪神開催まで待って3月の芝1600m戦。
12月2週、有馬記念の投票結果が出た。
1位はホクトオウショウ。
これまでに天皇賞(春)と宝塚記念のG1 2勝。
ホクトオウショウもテスコボーイ産駒。
12月2週、アオゾラの4戦目。
中山競馬場、2歳500万下、ダ1800m。
アオゾラの昇級初戦は12番人気。
騎手も田島良騎手に乗り替わった。
予想紙では厳しいという評価。
奥手だからまだ成長が足りないかな。
アオゾラが抜群のスタート!
スーッと先頭へ。
先頭でゴール板の前を通過。
そのまま1コーナー。
2コーナー。アオゾラが大きくリードを取った。
向こう正面。アオゾラが逃げる。
リードを保ったまま3コーナーへ。
3コーナー。
コーナーの中間点を通過。後続はまだ来ない。
4コーナー! 差が縮まってきた!
最後の直線に入る!
粘れー!
残り200m! ふんばれー!
残り100m! アオゾラが粘る!
ぐはー。
アオゾラは粘りきれずに6着だった。
12番人気から6着だから十分かな。
12月3週、アオゾラの次走を決めた。
次走は3月の中山。成長を待つ。
12月3週、海外トレーニングセールに参加した。
ミスタープロスペクター産駒で時計も良いサンズサプルメントの81に目を付けた。
父のミスタープロスペクターは20世紀末でもっとも成功した大種牡馬。
母父のグレイドーンは仏グランクリテリウム勝ち馬。
スピード因子が凄い。
兄弟にもG1馬がいる模様。
2億5000万円で落札できた。
評価は長峰さんの△だけ。
繁殖として頑張ってくれればいいかな。
コーエースポーツの年末特別号を見た。
有馬記念はホクトオウショウが勝った模様。
サイアーランキングはテスコボーイが1位。
2位にノーザンテースト。
年末の表彰式に参加した。
ホクトオウショウのG1 3勝が最多。
岡部騎手は騎手大賞を受賞した。
調教師部門の表彰はこの3名。
最優秀馬主は社台RHさん、最優秀生産者は社台ファームさん。
最優秀2歳牡馬はミスターシービー。来年は史実通り3冠なるか。
年度代表馬は春秋グランプリと天皇賞(春)を制覇したホクトオウショウ。
リオンは現役続行させることにした。
短評がこれからだったのでもっと上を目指せそう。
ボールドルーラーが親系統として認められた。
これは既定だね。
La Troienneが新たな牝系として認められた。
この牝系は積極的に導入したい。
サクラシンゲキやモンテプリンスなどが種牡馬入りした。
タマモクロスを出すシービークロスに注目かな。
海外から繁殖牝馬を購入した。
2歳のセイレターとカリビアンシャルダンを購入。
セイレターは父ロベルト。母父にレイズアネイティヴ。
母母父もトムフールという良血。
まだ零細だけど後々大発展するので大事にしていこう。
カリビアンシャルダンは父シアトルスルー。
母父インリアリティはマンノウォー系の名種牡馬。
まだ系統の印は無いけどシアトルスルーが後に確立するので大丈夫。
松田博資さんが調教師になった。
まだ37歳。
サンズサプルメントの81を所有することにした。
社台さんから頂いたユアースポートの81は売却。
サンズサプルメントの81の父はミスプロ。
評価は長峰さんだけ。
名前は「エーユー」にした。
ゴールドの元素記号。父の名前から連想。
ユアースポートの81は織月さんに売却。
1月1週、エーユーのおおまかな適性が判明した。
距離適性はマイル、馬場適性はダート、成長型は早熟。
いかにもアメリカ血統な感じ。
ユニコーンSが大目標かな。
現在の所有馬
リオン
父 テスコボーイ
母 ミスジェーン(リンボー)
<競走成績>
3歳 1.4 京都 3歳新馬 ダ1400…8着
〃 3.1 小倉 3歳未勝利 芝1200…2着
〃 4.2 阪神 3歳未勝利 芝1600…2着
〃 5.5 京都 3歳未勝利 芝2000…2着
〃 7.3 中京 3歳未勝利 芝1600…4着
〃 8.4 新潟 3歳未勝利 芝1800…3着
〃 9.3 阪神 3歳未勝利 芝1800…1着
〃 12.1 阪神 3歳上500万下 5下 芝1800…3着
次走は3月の阪神の500万下戦。
アオゾラ
父 イエラパ
母 ハンターキッド(ラークスパー)
<競走成績>
2歳 7.1 函館 2歳新馬 芝1800…8着
〃 8.4 札幌 2歳未勝利 芝1800…3着
〃 10.2 京都 2歳未勝利 ダ1800…1着
〃 12.2 中山 2歳500万下 5下 ダ1800…6着
次走は3月の中山ダート1800m戦。
エーユー
父ミスタープロスペクター
母サンズサプルメント(グレイドーン)
新馬